【2024年】フォトフェイシャル8種類のIPL機器比較！大阪で安いおすすめクリニック6選も紹介

2024年3月14日

光治療として名高いフォトフェイシャル（IPL）は、シミ・肝斑・そばかす・赤ら顔などに効果を発揮する人気の美容治療です。

フォトフェイシャルは、メラニン色素など様々な色素にアプローチしながら、毛穴の改善や美肌、お肌の質感アップなど複数のお悩みに同時に対応できるのが強みで、ダウンタウンも少なく美容初心者でもチャレンジしやすい治療の１つです。実は、そのフォトフェイシャルには多種多様の機器が存在し、それらを総称してフォトフェイシャルと呼んでいます。
この記事では代表的な8種類のフォトフェイシャル（IPL）機器に焦点をあて、それぞれのシミ・そばかす・赤ら顔・肝斑への美容効果や特徴、選び方などを徹底解説します！またそれぞれの機器を使った大阪のクリニック6選も紹介します。

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フォトフェイシャル（IPL）とは？

フォトフェイシャルとは、インテンスパルスライト（IPL）と呼ばれる強い光のエネルギーを顔全体に照射することで、様々なお肌悩みを改善する効果のある美容治療です。

特に美白効果が期待でき、メラニンを破壊することでシミ・そばかす・赤ら顔・肝斑（※機器による）などの症状を改善します。フォトフェイシャルでは他にも、ニキビ・ニキビ跡の改善にも効果があり、毛穴の改善やお肌のハリの向上など美肌効果も高い美容治療です。

フォトフェイシャルの照射時間は小範囲で15分程度、全顔で1時間以内と短く、施術中は光による眩しさを感じる程度で、痛みやダウンタイムもほぼありません。その為、フォトフェイシャルでは治療後すぐにメイクをして帰宅することも可能です。施術への心理的ハードルの低い美容治療の代表格でもあります。

フォトフェイシャル（IPL）とレーザーとの違いとは？

前述の通り、フォトフェイシャルは光を使ってメラニンを破壊する美容治療で、レーザー治療はピンポイントの高出力によってメラニン色素を破壊する美容治療です。メラニンを破壊することでシミやそばかすを改善するアプローチ方法と、シミ改善という美容効果においては、フォトフェイシャルとレーザーで共通しています。

レーザーによる治療は肌の深部に高いエネルギーを照射するため、シミに対して１回での美容効果が出やすい（特にスポットで）一方で、「戻りシミ」と呼ばれる色素沈着のリスクや肌の負担の大きさがデメリットです。
レーザーでのシミ取りの場合は、かさぶたができ、それが剥がれることでシミが改善していきます。そのため、施術への心理的なハードルもフォトフェイシャルよりも高くなる傾向が強いです。

一方で、フォトフェイシャルは多様な波長の光を広範囲に照射するため、広範囲の美白に適しており、また広い色素群への美容効果があります。フォトフェイシャルの方が肌の負担も少ないため、気軽に受けられる治療です。

フォトフェイシャル（IPL）機器の種類と各機器が受けられる大阪のクリニック

フォトフェイシャルは美容治療の中でも機器の種類が多く、「自分に一番あった種類とは？」と悩んでしまいますね。

美容皮膚科のメニューには「フォトフェイシャル」とだけ書いてあるクリニックや、「ルメッカ」「BBLs」など機器の種類が書いてあったり、クリニックによって表現の仕方はそれぞれです。でも、種類を見ても「自分の求める美容効果のあるフォトフェイシャル機器の種類とはなんだろう？」と悩む方も多いのではないでしょうか。さらにフォトフェイシャルの治療相場は機器によって数万円単位で異なります。安ければ良いのか？高い機器は美容効果も高いのか？私たちが判断するためには、それぞれのフォトフェイシャル機器の特徴を知る必要があります。

今回は代表的な10種類のフォトフェイシャル(IPL)の機器について、それぞれの美容効果の特徴を解説しますので、参考になれば幸いです。

セレックV　☆高い安全性で美白を強力治療　特におすすめ☆

セレックVはフォトフェイシャル施術中の痛みやダウンタイムがほとんどなく、マイルドな光による刺激で肌質を改善することが特徴のIPL光治療器です。

セレックVでは420nm〜700nmまでの9種類の波長が選択でき、シミ、くすみ、赤ら顔、ニキビ、赤ら顔や色素沈着など、様々な肌トラブルに対応可能！

セレックVには独自のリアルタイム表皮温度モニターシステム『ATC(TM)（Automatic Temprature Controller）』が搭載されており、設定温度を超えるとそのタイミングで照射ができなくなります。この自動制御機能によって火傷などのリスクを回避できるため、高い安全性の治療としても選ばれています。

セレックVでできること

・あから顔の改善
・赤ニキビの治療
・治りにくいニキビの治療
・シミの軽減
・そばかすの軽減
・お肌のくすみの改善

セレックVが大阪で受けられるクリニック：　聖心美容クリニック (大阪院)

ステラM22　☆肝斑にも効くカスタマイズ治療　特におすすめ☆

ステラM22とは最も王道のフォトフェイシャル（IPL）機器の一つで、ルミナス社が開発しており、選択肢の多さが特徴です。最大で6種類の光の種類から、シミ・そばかす・赤ら顔・肝斑・毛穴など肌悩みに応じて最適なフィルターを選択できます。

人気機種であるM22のバージョンアップ機器で2021年2月に厚労省により認可を取得しています。多様な光の波長域からシミ・そばかす・あから顔・肝斑・毛穴など、お肌の悩みに適したものを選択できる特徴はそのままに、波長域の選択肢が9種類に増えています。照射面積も調整がしやすく、全顔でも小範囲にピンポイントでも美容効果を出すことができます。

ヘッド部分に高級時計などにも使われるサファイアガラスが採用されており、ダウンタイムや痛みもより軽減されています。

ステラM22が大阪で受けられるクリニック②：　湘南美容クリニック

フォトSR　☆ニキビ跡や赤みにも効果◎　特におすすめ☆

フォトSRはIPLとACのモードの使い分けによって、シミ治療にもニキビの赤みの治療にも使える美白機器です。またモノポーラ（RF）を同時に当てることで、お肌の引き締めを図ることもできます。

(1) ニキビ治療モード

フォトSRはニキビ跡の赤みに効果的な青色の波長と、赤色の波長の2種類の光を利用します。この光によってお肌の内部で行っている炎症を鎮静化し、光エネルギーの殺菌作用によりアクネ菌の増殖を抑える効果もあります。
ニキビ跡の治療、ニキビの鎮静化、ニキビの予防にも効果が期待できる治療モードです。

(2) シミ治療モード

フォトSRの広域な波長により熱エネルギーを真皮層まで届け、表面のシミはもちろん隠れたシミにもアプローチができるシミ治療モードです。

(3) ダイヤモンドポーラ併用治療

ダイヤモンドポーラと呼ばれるRF波を利用することで、シミやニキビ跡と共に毛穴の開きや皮膚のたるみなどにも同時にアプローチができおます。ダイヤモンドポーラにより肌の深部まで加熱することにより、代謝が促進されて肌のハリ・弾力、肌質の改善が期待できます。痛みはなく暖かさを感じる程度なので、治療のハードルもありません。

しわ・たるみ・毛穴など様々な肌トラブルの解消が期待できます。

フォトSRが大阪で受けられるクリニック：　フェミークリニック

ライムライト（フォトブライト）　☆薄いシミを撃退したい人に　特におすすめ☆

ライムライトは米国キュテラ社が日本人医師と共同で開発した、日本人の肌に合わせたフォトフェイシャル（IPL）機器です。
相場は20,000円〜30,000円とフォトフェイシャル治療の中ではルメッカより安い値段で、十分に高い効果を発揮します。比較的安い金額で美容効果も高く欲しいというバランス重視の方におすすめです。

ライムライトには大きく分けて３つの特徴があります。

(1) 日本人の「薄いシミ」改善

フォトフェイシャルで薄いシミの改善は難しいと聞いたことはないでしょうか？
通常の機器は白人向けに開発されたものを日本人用に調整して使っていますが、ライムライトは開発時から日本人の肌質にフォーカスしており、その頻出する悩みである「薄いシミ・そばかす」に高い美容効果を示します。

(2)多様な症状への同時アプローチ

ライムライトの光の波長は520～1,100nmと広く、多様な症状を同時に改善可能です。
波長をコントロールすることによってメラニンやヘモグロビンの吸収率を調整し、肌の色調トラブル（シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・ニキビ跡の赤み）と質感のトラブル（小ジワ・毛穴の開き・ごわつき）を同時に改善していきます。きちんとシミを薄くするとともに、毛穴を引き締め美肌を導く美容効果があります。
このフォトフェイシャル治療はその特徴的な美容効果からフォトブライト治療とも呼ばれています。

(3) 色黒肌も適応

ライムライトは日本人に向けて作られただけはあり、色白肌はもちろん、通常フォトフェイシャルを照射しにくかった色黒肌の方でも美容治療が可能です。今までシミ・そばかすを薄くしたくてもフォトフェイシャル治療を諦めていた方はぜひ試してみてください。

ライムライトが大阪で受けられるクリニック：　品川美容外科

フォトフェイシャル

Photofacial®(フォトフェイシャル®)は、 日本ルミナス社が販売している、シミ、そばかす、炎症後色素沈着、毛穴、赤ら顔などを治療する医療機器で、フォトフェイシャルの治療の語源ともなった機械です。

フォトフェイシャルの光(IPL)は、560nmから1200nmの波長が同時に出ており、560nmは皮膚の浅い層の表皮に、1200nmは皮膚の深い層の真皮に光が届くことで効果を発揮します。

また、真皮にエネルギーを届けることでコラーゲンを刺激し肌のハリ・つやへの効果も期待できます。

フォトフェイシャルには、560、590、640の3種類のハンドピースが備わっており、肌状態に合わせてハンドピースを変えることでカスタマイズ治療も可能です。

ハンドピース種類	光のピークの波長	波長のレンジ
560	560nm付近	560nmから1200nmまで
590	590nm付近	590nmから1200nmまで
640	640nm付近	640nmから1200nmまで

フォトフェイシャルが大阪で受けられるクリニック：　共立美容外科

フォトシルクプラス　

イタリアDEKA社の製品で、シミやくすみ、そばかすなど幅広い適応を持ちつつ痛みの軽減や安全性にも配慮された機器です。
フォトシルクプラスはUPL（U-shape Pulsed Light）という光を利用しており、従来のフォトフェイシャル（IPL）よりもメラニンへの作用に優れています。そのため、シミ・くすみ・そばかす・色素沈着に効果があるほか、ニキビ・ニキビ跡・赤ら顔・毛穴の開き・産毛の改善にも有効です。
強さや波長が1,500種類以上あるため、症状に合わせたカスタマイズ、強さの設定も可能です。また水分吸収の高い950nm以上の波長がカットされているため、痛み・ダウンタイム・火傷のリスク共に非常に低く、施術時の痛みも「少しのかゆみ」程度に抑えられています。
フォトフェイシャルは初めてで痛みやダウンタイムをなるべく減らしたい方にも、広く効果を求める方にもオススメできる施術です。1回きりの施術よりは、1ヶ月ごとに3回以上繰り返すことで、シミ・ニキビ跡にはより効果を発揮しますが、1回でも肌のトーンアップや毛穴の改善を実感することもできます。

フォトシルクプラスが大阪で受けられるクリニック：　品川スキンクリニック

ノーリス

ノーリスとは皮膚色素性疾患に対しIPLで国内初承認を取得した光治療機であり、そばかす・シミなどにより過剰に生じたメラニン色素を除去し、皮膚表面に浮き出た色素性疾患の改善が期待できます。

ノーリスはフォトフェイシャルの中でも初の「皮膚色素性疾患に適用するIPL機器」として2022年4月に国内薬事承認を取得している信頼性の高いIPL機器です。

ノーリスは波長域を広く照射するI2PLと呼ばれる次世代型IPL機器で、不必要な波長をカットし、理想的なエネルギーで切れ味の良い短いパルス幅の照射を可能にしています。

ノーリスが大阪で受けられるクリニック：　湘南美容クリニック

オーロラ（フォトRF）

オーロラはフォトRFとも呼ばれており、米国のSyneron Medical社が製造しています。これはIPLの光エネルギーでシミ・そばかす・赤ら顔を改善し、RFエネルギーで毛穴の引き締めと肌のハリやキメを整える美容効果のある機器です。

通常のフォトフェイシャルのようにIPLでメラニンや血管に働きかけシミ・そばかす・あから顔を改善しますが、一方のRFエネルギーは表皮のメラニンに関係なく真皮層に熱を伝えます。それにより効率的に繊維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促すことで美肌を促進します。また高周波エネルギーを補完的に使うことで、IPL（光エネルギー）の出力を抑え、フォトフェイシャル治療における火傷やダウンタイムのリスクを減らしつつ、高い美容効果を出せることも特徴です。

オーロラRF（フォトRF）が大阪で受けられるクリニック：　湘南美容クリニック

8種類のフォトフェイシャルはどれを選ぶべき？選び方のポイントとは？

10種類のフォトフェイシャル（IPL）機器をご紹介しましたが、どのように機械を選ぶべきか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか？本記事の最後に、あなたに合ったフォトフェイシャル（IPL）機器選択の為のTipsをお伝えします！

１）自分が何を重要視したいかを考える

例えば、料金が安いのがいいのか、そばかすが気になるのか、赤ら顔を改善したいのか、シミへの美容効果を求めるのか、肝斑を治療したいのか・・・など、悩みの優先順位を決めましょう。それによってどの種類のフォトフェイシャル機器が自分のお肌の状態にとって最適かの目安がわかります。勿論、目安なので、実際にはクリニックで医師やナースさん達ともしっかり相談した上で治療を開始しましょう！

↓Peau編集部おすすめのクリニックは？優先したいお悩み向けごとの治療一覧表大公開！

２）自分に合うか確認し、同じ機器を継続する

例えば、フォトフェイシャル治療の美容効果を最大効率化したくても、肌が弱い方は光の出力が強い機器は合わない場合もあります。満足のいく結果を得るために、実際にフォトフェイシャル治療を受けて自分のお肌の調子を振り返ってみましょう！もし不満が残るようでしたら、医師に相談したり、別の種類の機械を試してみるのはアリです。

ただ、一般的には効果を出すためには4回以上の定期的な治療が推奨されています。検討の上機器を決めたら、まずは同じ種類のフォトフェイシャル（IPL）機器で美容治療を続けて効果を見てみることも大切です。

まとめ

今回は、フォトフェイシャル（IPL）治療とは？から、8種類のフォトフェイシャル（IPL）機器の徹底解剖、各機器でおすすめの大阪のクリニックをご紹介しました！シミやくすみなどにお悩みの皆様にとって最適な治療と美容皮膚科クリニック選びの参考になれば幸いです。フォトフェイシャルでくすみのない透明すっぴん肌を手に入れましょう！

「フォトフェイシャルを受けたいけど、どの種類の機器を選ぶといいの？」「シミにアプローチしたいけどどの種類がいいのかな？」「赤ら顔改善お美容効果があるのは？」などと迷っている方の参考になりますように。

↓特におすすめのフォトフェイシャル機器＆美容皮膚科クリニック一覧